2021年7月13日火曜日

2021/07/13(火) 令和3年度 臨時役員会

令和3年度 臨時役員会

I. 概要
日時: 2021/07/13(火) 19:30~20:50
会場: オンライン (Zoom)
出席者:
 辻 智歌子 (協議会 代表理事、フォーマザー西立野保育園)
 今井 茂 (協議会 理事、川口アイ保育園)
 星 昌代 (協議会 社員、保育所ちびっこランド飯塚園)
 柿原 雄司 (協議会 社員、さくらそう保育園 元郷)
 梅原 智 (協議会 社員、さくらそう保育園 朝日)

II. 議事
 理事を中心とした旧役員で、今後についての検討を行った。結果については、今後の臨時総会等において提案していくこととする。

1. 総会の結果
 5月31日付(配信は6月2日)で行われた総会に対して、認否を取りまとめた。その結果、すべての議事について承認が得られた。なお、回答に合わせて意見や報告もよせられたため、個別に対応した。

2. 法人化
 法人化にともなう懸案事項について協議した。

(1) 役員
 設立時の理事とともに、今後の運営を担っていく役員が必要となるため、旧役員をベースとして原案を作成した。
 会長:
  辻 智歌子 (代表理事、フォーマザー西立野保育園)
 副会長:
  今井 茂 (理事、川口アイ保育園)
  星 昌代 (社員、保育所ちびっこランド飯塚園)
 事務局:
  梅原 智 (社員、さくらそう保育園 朝日)
  柿原 雄司 (社員、さくらそう保育園 元郷)
  * 事務局は、従来の書記や会計等の事務的な業務を担当する。
 なお、運営にあたって必要となる事項については、随時、細則等で規定していくこととなった。

(2) 会員
 従来の会員は、基本的にそのまま社員となるが、新規に入社する者については、所定の様式による申し込み、および代表理事の承認が必要となるため、様式および手順等について検討していく。
 この中で、今後の会議における議決権についての提起があり、園の数、園ごとのスタッフ数等のいろいろな考え方があると思われる中で、会費の納入単位(1園で1票、2園で2票、3園以上で3票)としてはどうかという意見が出されたため、この方向で提案していくこととなった。

(3) 各園へのアプローチ
 今後の連絡方法について提案があり、経費や手間の観点から、原則として郵送やファックスについては取りやめ、メール等のオンラインを中心にしていくこととした。さらに、市から「必要な際には、逓送箱を利用してもかまわない(ただし、先方での確認は行う)」とのお話をいただいていることから、内容に応じて使い分けていくこととする。

3. 今年度の活動内容の検討
 総会資料に掲げた各項目について検討を行った。

(1) ポイント制、表彰
 制度や必要な書式等は作成したが、実際の運用はまだ行えていなかったことから、今までの分については、自己申告していただくこととした。

(2) お悩み相談
 現段階では、研修等で物理的に集まることがむずかしいため、オンライン研修後に時間を設ける、個別にメールやブログ、チャット等で話し合う等、オンラインでの対応を行っていくこととした。

(3) オンライン会議システムの利用
 総会や役員会等の会議、定例会や研修会等のミーティング等で利用するため、オンライン会議システムである「Zoom」の有料契約を行った。これにより、100人までのオンライン会議を、時間無制限で行えるようになった。

(4) 親睦
 年間活動計画として、旅行(11月)と新年会(1月)を予定しており、旅行については、担当者が宿の手配もしてある。実施の可否、および実施する場合の具体的な内容については、今後検討してくこととする。

4. 課題
 すでに対応中のものも含めて、現段階で課題となっているものについての検討を行った。

(1) コロナ対応
 感染の拡大が止まらず、全国的に緊急事態や蔓延防止が解除できずにいる。保護者の生活や仕事にも影響が出ており、結果として園での保育や運営にも影響している。最終的には、国や自治体からの指示を仰ぐことになるが、協議会としてできることについて、引き続き検討することとした。

(2) 災害対応
 被害が想定される場合の休園や登園自粛について、市から正式な案内があったが、実際に避難が必要な場合には、連携施設の設定(正式な契約)が必要になることから、ヒアリングやマッチング等、協議会としてできることについて、検討していくこととした。

(3) 土曜保育の合同化
 市としての正式な制度になる方向(その後、8/4(水)に案内あり)だが、考えられる課題や協議会として必要な対応について協議した。

・児童票等の長期間のざっくりとした情報のみではなく、直近の一週間等、最新の子どもの情報が必要となるのではないか?
* 以前、親睦旅行で見学した那須の園では、別法人による運営ではあったが、各園間で一週間分の情報を共有していたとのこと。

・子どもが登園し、スタッフも働いていることから、依頼施設が閉園として減算されては困る。
* 本件については、のちの正式な案内において、開園として扱う旨の記載があった。

・子どもはもちろん、園同士やスタッフ同士の関係もあると思われるため、さまざまな課題があって、現実的にはむずかしいのではないか?
* 同一法人においては、すでに実施している園(さくらそう保育園)もある。

(4) 欠員対応
 極端に多く影響も大きいと思われる0歳児については補助されることとなったが、金額(8万円)や期間(9月まで)、他のクラス(0歳児以外)への対応は十分とは言えないことから、協議会として問題提起していくこととした。
* 本件については、後日、市長を表敬訪問した際に提案し、その後の議会で取り上げていただくこととなった。

(5) その他
・申し込みの減少
 明確な原因調査は行われていないようだが、コロナ禍で全国的に出生数が減っており、さらに保護者の仕事も減っている(離職、時短勤務等)ことから、結果的に保育を必要とする世帯が減っているものと思われる。本件の影響は、園の規模が小さいほど顕著となることから、まずは小規模を守ることから始める必要があると考えられる。

・根本的な構造問題
 保育園は、運営費の範囲でしか運営できないため、サービスの向上や新規商品の開発等による、一般企業のような売上の増大(収入の増加)が望めない。加えて、在籍数ではなく定員でスタッフを配置しなければならないにも関わらず、その定員ではなく在籍数に対して運営費が支給されることから、コスト削減等の経営努力をする余地もないどころか、往々にして赤字になってしまうという構造的な問題をはらんでいる。実際、賃金を十分に払えなくなったことから、多数の保育者が離職してしまい、閉園となってしまった園もあるとのこと。

・法人化費用
 メンバーから、「有志として、費用の一部を拠出したい」との申し出があった。大変ありがたいお話であり、会としての会計も潤沢とは言えない状況であることから、お願いすることとした。

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