自然災害等における臨時休所等の判断について
I. 概要
日時: 2021/5/26(水) 15:00~15:40
会場: フォーマザー保育園
出席者:
松田さま(川口市 子ども部 保育運営課 課長補佐兼指導係長)
菅原さま(川口市 子ども部 保育運営課 指導係)
辻(フォーマザー西立野保育園)
梅原(さくらそう保育園 朝日)
II. 議事
1. 市からの提案について
市の担当の方から、現在検討されている内容についての報告と説明があった。地域ごと、園ごとの個別の判断を市で行うことはむずかしいが、今後は情報メールで関連する情報を提供していく予定だとのことだった。まだ検討中の案件のため、用意された資料そのもの(フェーズごとの対応内容、メールへの掲載内容等)の提供はなかったが、後日、園や保護者宛てに提供されるとのこと。
(1) 台風等の事前に予測可能な場合
被害が想定される場合に、臨時休園について検討する。
・3~4日前: 災害発生の恐れ
・前々日または前日: 臨時部内会議の開催(対応の検討)
・前日まで: 対応(臨時休園、登園自粛、注意喚起)について、市から情報メールで周知
(2) 急な豪雨等の事前に予測ができない場合
各園で作成した災害対応マニュアルにもとづいて避難する。
・避難準備
・情報収集(情報メール等)
・避難についての判断
・お迎え要請の準備
(3) 現状に対する認識と現段階での提言
・市としても、園(や園長)での対応がむずかしいことは認識している
・あくまでも安全が第一なので、身の危険を感じたら、迷わず避難してほしい
・園長等を対象とした災害対応の研修は予定していたが、昨年度はコロナで実施できなかった
・講師の先生方にも、オンラインでの研修に対応してもらえるようになってきている
・一度にはむずかしいが、園(や園長)への丸投げやお任せにならないように、少しずつ検討、実施していく
・すべての園が、安心して運営できるようにしていく
2. 現場からの声をふまえた協議会からの意見について
提案された内容について、代表理事から意見を述べた。
・園長(特に小規模園)が判断するのは無理がある
・早い段階(レベル2)で避難しても、避難所はまだ開設されていない
・保育園は、要支援や要配慮の対象となっておらず、民生委員等の援助も期待できない
・近隣に垂直避難を依頼しようとしても、園単独ではむずかしい
・協議会では県の職員に依頼して研修を行ったが、市でもそのような研修をやってもらいたい
・オンラインでの研修では、チャット等で個別に質問することもできて、思ったよりも使い勝手がよい
・さいたま市ではレベルに応じた具体的なガイドラインが提供されているので、川口市でもそのようなものを作ってほしい
・しかしながら、今回は非常に早い段階で対応に向けて動いていただけて、とても感謝している
3. 提供資料
(1) 状況に応じた休園等の対応の判断
(2) 情報メールへの登録内容
(3) 臨時休所等の判断について
* まだ検討中のため、(1)および(2)については、直接は提供されなかった。